マネジメント課程 教育目的、教育目標、ディプロマ?ポリシー、カリキュラム?ポリシー
教育目的
経営のグローバル化に対応するため、社會科學およびその他の諸科學にいたる幅広い基礎知識と、経営、會計、法律、生産システム科學の専門知識にもとづき、マネジメントに関する諸問題を理論的?実証的に分析し、問題解決や企畫立案を行う能力を持った人材を育成する。
教育目標
- 経営學や経済學をはじめとする社會科學、およびその他の諸科學にいたるまでを基礎から幅広く學修し、教養を身に付ける。また、倫理観や社會的な責任観の重要性を學習し、身に付ける。
- 経営、會計、法律、生産システム科學の専門的な知識や技術を體系的に理解?習得し、問題を解決できるマネジメント能力を身に付ける。
- コミュニケーションが求められる場面で、自分の考えを論理的に表現し、他人の意見も理解し討論できるような能力を身に付ける。
- 自ら學修目標?達成目標をたて、自主的に學習する能力を身に付ける。また、グループやプロジェクトでの學習?研究活動をマネジメントし遂行する能力を身に付ける。
ディプロマ?ポリシー(學修評価?學位の授與方針)
マネジメント課程において所定の期間在學して定める単位を取得し、以下の能力を身につけた學生に學位を授與する。
知識?技能
- (多面的視點)自然科學、社會科學、人間科學に関する幅広い知識?技能を基礎としながら、経済學、経営學、會計學、法學、経済データサイエンス、生産システム科學の知識?技能を、経営?法律系科目に重點を置きながら、體系的に修得し、事象を多面的に捉えることができる。?
- (データ活用力)データの特徴をふまえた適切な分析手法の選択、およびその手法に基づく正しい判斷を行うことができる。また、その判斷を伴う自らの考えを説明することができる。?
- (コミュニケーション能力)マネジメント課程で學ぶ知識?技能を基礎としながら、複數の言語を活用して、多様な人々とコミュニケーションすることができる。
思考力?判斷力?表現力
- (システム的思考力)複雑な現象を多様な要素の相互作用の中で捉えることによって、その現象をシステムとして理解し、その本質を思考することができる。?
- (領域橫斷的応用力)経済學、経営學、會計學、法學、経済データサイエンス、生産システム科學における知識?技能を領域橫斷的に用いて、複雑な問題群を概念化して、その共通性を抽出して分析し、解決策を提案することができる。?
- (表現力)自らが行った問題解決への筋道を適切な表現法を用いて説明することができる。
サステイナビリティ志向性
- (社會的責任) 経済活動や技術が?間社會ならびに環境に及ぼす影響の?きさを理解し、自ら獲得した學問的知見に基づき、つねに既存の社會の倫理を見直していこうとする責任を自覚することができる。?
- (サステイナブル志向)サステイナブルな社會の実現を目指し、他者と協働して課題解決に粘り強く取り組むことができる。
カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施方針)
マネジメント課程は、學位授與に必要とされる能力(ディプロマポリシー)を養うために、以下の方針で教育課程を編成する。
知識?技能
- 幅広い知識?技能を持ち、事象を多面的に捉えることができる能力を養うために、1年次を中心に初年次ゼミナール、人文?社會系教養科目、自然科學?複合領域系教養科目、専門基礎科目等を配置する。
- マネジメント學類において必要となる経済學、経営學、會計學、法學、経済データサイエンス、生産システム科學の専門知識を修得させるため、1年次および 2年次に、それらの學類専門科目のうち、基礎的な科目(一部の科目を除き學類基盤科目)を配置する。3年次および 4年次に、それらに関する専門科目(一部の科目を除き學類発展科目)を配置する。特に、マネジメント課程では、経営學、會計學、法學、生産システム科學の専門知識を主として修得させるために、學類発展科目(経営?法律系科目)に重點を置く。
- 客観的なデータを用いて正確に分析?判斷できる能力を養うために、専門基礎科目の中の理系基礎科目に「統計學基礎I,II」、學類基盤科目に「経済データサイエンス入門」、「計量経済學I」、「経済データサイエンス演習I,II」、學類発展科目に「計量経済學II」、「経済データマイニング」等のデータサイエンス系科目を配置する。
- 複數の言語を用いて多様な人々とコミュニケーションできる能力を養うために、外國語科目(英語)および外國語科目(初修外國語)、學類専門科目の中の學類基盤科目に「基礎ゼミナールI,II」「外書ゼミナール」等のコミュニケーション系科目を配置する。
思考力?判斷力?表現力
- 現象を多様な要素の影響の関係性として捉えることによって、問題の本質を理解 することができる力(システム的思考力)を養うために、システム系科目として學類基盤 科目に「ミクロ経済學I,II」、「マクロ経済學I,II」、「生産システム科學」、學類発展科 目に「産業組織I,II」「管理會計I,II」、「會社法I,II」等を配置する。
- 複數の領域の知識を橫斷的に用いて、問題を概念化して共通性を抽出し、分析?解決することができる力(領域橫斷的応用力)を養うために、學類基盤科目に「経済政策入門」、學類発展科目に「國際貿易I,II」、「社會保障政策」、「醫療経済學」、「経営情報システムI,II」等および他學類専門科目を配置する。
- 自らが行った問題解決への筋道を適切な表現法を用いて説明することができる力を養うために、學類基盤科目にプレゼンテーションを課す科目「マネジメント學類演習I」等を配置する。
サステイナビリティ志向性
- 持続可能性に関する基本的知識を身に付け、経済活動や技術が人間社會ならびに環境に及ぼす影響の大きさを理解し、倫理観と責任感を持って技術マネジメントの方向性を判斷して、行動できる能力を養うため、1年次に學域共通科目に「サステイナビリティ入門」、「社會システムとサステイナビリティ」、學類基盤科目に「倫理學」、學類発展科目に「環境経済學A, B」等を配置する。
- 自ら課題を発見して取り組む継続的學習能力、他者と協働して課題解決に取り組むことができる能力を養うために、學類基盤科目に必修科目として「マネジメント學類演習II」を配置する。
なお本課程の學修成果の評価方針は現代システム科學域カリキュラムポリシー記載のものと同一とする。