食の安全を守る基盤研究! 新種の食中毒細菌が食品を汚染する経路を確認
更新日:2022年3月25日
本學 大學院 生命環境科學研究科 社會人大學院生 若林 友騎さん(大阪健康安全基盤研究所 研究員)は、大阪府立大學 食品安全科學研究センター 三宅 眞実センター長、大阪府立大學 先端ゲノミクス研究所 徳本 勇人 講師、吉原 靜恵 助教、大阪健康安全基盤研究所 川津 健太郎 細菌課長、大阪府食鳥検査センターの職員の方々と共同で、世界で初めてStaphylococcus argenteus(以降、SAR菌)の食品汚染経路の一つを明らかにしました。
本研究により、これまではっきりとは認知されてこなかったSAR菌の潛在的な人へのリスクの本質が明らかとなり、今後、本食中毒の予防法開発が可能になると期待されます。
本研究成果は日本時間2021年12月27日付けで、學術雑誌「International Journal of Food Microbiology」のオンライン速報版で公開されました。
論文タイトル「Isolation and characterization of Staphylococcus argenteus strains from retail foods and slaughterhouses in Japan」

図 本研究の具體的な研究內容とそれによりわかったこと
SDGs達成への貢獻
大阪府立大學は研究?教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢獻をしています。
本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」等に貢獻しています。
関連情報
- 生命環境科學研究科 獣醫學専攻 獣醫公衆衛生學教室 Webサイト
- 研究推進機構 21世紀科學研究センター 食品安全科學研究センター Webページ
- 研究推進機構 21世紀科學研究センター 先端ゲノミクス研究所 Webページ
お問い合わせ
大阪府立大學 大學院 生命環境科學研究科
教授 三宅 眞実(みやけ まさみ)
Tel 072-463-5706Eメール mami[at]vet.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。